select & remake shop "Retikle"  岡山セレクトショップ

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2021 / 05 / 22  22:35

【roundabout】2021SS New Arrival.



Retikleです。

 

昨年から未だ変わらずコロナウイルスの猛威は勢いはなかなか失う事はなく、

5月から岡山でも非常事態宣言が出て、夜も静かなものになっております。

 

そんな中でも当店は対策をしながら日中から元気に営業中。

2021SSもかなり出揃って参りました。

今回はroundabout(ラウンダバウト)の新作をご紹介。

 

 

 

 

 

今回はlookbookもコラージュを用いた独特な世界を表現。

こういった世の中を反映したような仕上がりにしつつ、

「ありそうでない」服作りは変わらず。

 

 


 

撥水加工だけでなく、洗濯でも機能が低下しない特殊な防汚加工を施したコットン×ポリエステルのバーバリーを使用。

素晴らしく堅牢な生地にも関わらず柔らかな

 

 

40s以降のU.S.NAVYのデッキレインパーカーのフードを取り去ったイメージでのデザイン。

プルオーバーとして現代に昇華されています。

 

腕周り等の活動域を広げるため、脇の下のマチも特徴的な作りにしており、背中にはアクションプリーツも付いています。

オーバーサイズシルエットで出る生地の凹凸から見える美しい玉虫色も魅力。

これからの季節は雨も増えてくるので、Tシャツ等と合わせて着用もお勧め。

 


 

 

 

肌に優しいノンホルマリンのダブルガーゼを使用したカットソー。

ベビー衣類にもノンホルマリンというのはよく使われており、

肌への刺激がない非常に優しい生地で、肌触りが良く着心地が抜群。

 

 

 

裁ち切り部分の表情が分かりやすい様に、切り替えのあるフットボールTシャツの型に。

 

胸、背中の切り替え部分だけでなくアームホールも裁ち切りにしている仕様。

出来るところは全て裁ち切りにしています。

 

 

 

roundaboutはパンツも豊富。

生地への撥水加工だけでなく、撥水性のある糸によって作られたナイロン・タッサーを使用。

特殊な糸を使用した産毛のようなタッチのスパン調ナイロンのため、

合繊素材でありながら天然素材のようなナチュラルな表面感が特徴。

シルエットはヒップを大きく取り、膝から一気にテーパードをかけたデザイン。

タックから美しく広がる形が魅力的です。

 

 

玉虫色のような独特の色味・光沢感のあるストレッチコーデュロイを使用したパンツ。

 

 

 

コーデュロイと聞くと秋冬のイメージが強いですが、

往年のサーフスタイルで欠かせなかった素材であり夏のスポーツ用としても用いられていた生地。

通気性の良いサマーコーデュロイを使用しているので春夏に非常に適した生地となっています。

ブランドの象徴的な定番アイテムであるワイドの2タックパンツに乗せ、美しいパンツとして昇華されております。

 

とにかくこの色の混ざった光沢が美しい一品。

 

 

こちらも同生地を使用したコーデュロイショートパンツ。

 

デザイナーが愛用していたOPのコーデュロイショーツに機能面を追加し、

サイズバランスをワイドに調整したイメージにしています。

ウエストはゴム紐仕様で調整可能。

シャツに合わせるもよし、カットソーに合わせるもよし。

夏には欠かせないアイテム。

 

 

軽く耐久性に優れたギザコットンを、更に特殊な紡績技術で撚り合わせたコンパクト紡績交撚糸のジャージーを使用したTシャツ。

キメが細かく滑らかで、毛羽が少なく光沢感があるのが特徴。

 

 

 

このタイプはヴィンテージスウェットの多くに見られる、

かつて生地の縮み防止や汗止めのために取り付けられた首元のガゼットが特徴。

現在の技術ではあまり必要ではないデザインパーツですが、

生地や縫製など、当時とは違う技術を融合させ現代で体現しようという思いでデザインされています。

 

 

 

こちらも同様の生地を使用。

70s頃までのカレッジシーンでよく目にしたチョコチンが首元に付けられたリンガーTシャツで、

チョコチンのパーツについては汗止めや単なるデザインなど諸説ある物で、今ではほぼ見かけないデザイン。

デザイナーのヴィンテージ愛が現れているTシャツとなっています。

リンガーらしく先程のポケットTシャツとはリブやパーツの作りが違うのも魅力。

 

 

 

ヴィンテージを基調としつつ、現代に昇華させた今回のコレクション。

「服」を知っている人が創っている、という事が伝わるデザインが魅力です。

突飛になりすぎずリアルクローズにも適応した美しい服作り。

そんな難しい事を両立させているのがroundaboutというブランドであると思います。

是非ご覧くださいませ。

 

Retikle Owner オカモト


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