INFORMATION
MAHITO MOTOYOSHI 2025AW New Arrival.
Retikleです。
今回も新ブランドのご紹介。
2025AWシーズンから新しくRetikleにて取り扱うブランド「MAHITO MOTOYOSHI」についてのご紹介です。


MAHITO MOTOYOSHI
ー文化が交差する服ー
今ある美しい文化は様々なものが、相互作用し合い作られおり、形は変われど全て繋がっています。
服を通し文化、思想、伝統が入り混じることで、現代における民族服を探求します。
– Garments Where Cultures Intersect –
Today’s beautiful cultures are born from countless interactions.
Though their forms may evolve, they remain deeply connected.
Through clothing, where culture, philosophy, and tradition momentarily intertwine,
we explore what contemporary ethnic wear can be.
Designer 本吉 真人
⽂化服装学院を卒業後、デザイナーズブランドやアパレルメーカーで経験を積む。
2019年から2022年までコムデギャルソンにてパタンナーを務める。
2023年春夏コレクションより⾃⾝のブランド「マヒト モトヨシ(MAHITO MOTOYOSHI)」をスタート。


ラムレザーに非常に近い質感のフェイクレザーを使用し、
周囲にブランケット刺繍を施したノーカラージャケット。
Aラインシルエットで設計されており、着用時に美しいフォルムが際立ちます。


フロントには本水牛のトグル釦を使用。
袖口は本開き仕様で、裏側に額縁仕立てのボタンホールを施し、開閉が可能。
細部まで抜かり無い作り。

このブランケットステッチが非常に利いたデザイン。
レザーのような重厚感を持ちながらも扱いやすく、デイリーに取り入れやすいのも特徴。
カジュアルからモードなスタイルまで幅広く対応できる一着です。


ブランドを象徴するデザインのこの生地。
「香雲紗」という生地を使用し、切り替え部分には同素材の格子柄を取り入れた泥染めのシルクシャツ。

香雲紗は伝統的な染色技法で作られたシルク生地で、
染色には天然のソメモノイモの汁と地元の川の泥を使用し、
染色後は天干しを行うことで独特な風合いを生み出します。
無形文化遺産にも登録されている技法で、洗いやすく乾きやすい生地。
滑らかな肌触りと、しっかりとしたハリ感が特徴の素材です。

釦には水牛釦を使用。
非常に雰囲気が出ています。

職人たちの作業により生み出された、アルチザン的な雰囲気を放つ一着。
ひび割れたような独特のこの泥染めのクオリティ。
必見です。


12オンスのコットン100%の厚手デニムを使用し、
独自のタックを施したデニムジャケット。

タックを入れながらもシルエットが美しく収まるよう設計しており、
ショート丈でコンパクトな印象に仕上げています。

製品後加工を施すことで、洗いざらしたようなヴィンテージの風合いを表現し、
着込むほどにさらに味わいが増します。

立体的なタックがアクセントとなり、
デザイン性も兼ね備え、
さまざまなスタイリングに馴染む一着。
都会的で現代的なシルエットの構築。


独特のセンスと技術。
海外の伝統工芸と調和することにより、新たなモード表現を打ち出さしているマヒトモトヨシ。
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INNAT 2025AW New Arrival.
Retikleです。
2025AWシーズンから新しくRetikleにて取り扱うブランド「INNAT」についてのご紹介です。


INNAT(インアット)
「LIKE AN INN “旅の宿のように”」
年齢、性別、人種、時間、起源、季節
あらゆる境界線をとりはらい、
癒しとリラックス、そして高揚感を纏っていただくため、
遊び心のある上質なおもてなしを提案します。
“LIKE AN INN”
AGE, GENDER, RACE, TIME, ORIGIN, SEASON
EVERYTHING IS BORDERLESS HERE.
FEEL RELAXED, FEEL PEACEFUL.
PUT ON A GARMENT OF EUPHORIA,
AT THIS “INN” OF PLAYFULNESS AND LUXURY.
About garment dye
ミリタリーやワークウェアをデザインソースに、肩の力を抜いて日常に寄り添うようなユニセックスのデイリーウェアを提案します。
ものを作りすぎない仕組みのひとつとして、製品染めを主体としたものづくりを行なっています。
洋服づくりでは、生地や生産のロットといった避けられない壁をクリアするために、過剰生産が生まれてしまう課題があります。その流れを変えるため、まず白い状態で製品を作り、その後、製品染によって色を分ける方法を取り入れました。この方法により、生地や生産の柔軟性が生まれ、必要以上に作らないものづくりが可能になります。
染色には、ボタニカルハイブリッド染をはじめ、職人の手仕事によるベンガラ染、柿渋染、暮染など自然由来の技術を多く活用しています。それに加えて、さまざまな表現を引き出すために、その他の染色技術も取り入れています。
自然から生まれる柔らかな色の屈折や奥行きのある豊かな色彩はもちろん、多様な風合いを楽しんでいただける仕上がりを目指しています。
素材選びにおいても、染色加工を施すことでさまざまな表情が引き出される生地を採用しています。
日本の色彩や侘び寂びのこころを伝え、永く繋がるものづくりを目指しています。
Designer 谷玲奈
コレクションブランドの企画職をメンズ、レディースと十数年経験したのち、2020年よりフリーランスのデザイナーとして独立。
その後、消費される服ではなく、永く愛されるものづくりを目指し、2022年に「インアット」を設立。



1940年代のUS ARMY M-43 HBT JACKETからインスピレーションを受けデザインしたアイテム。
シルエットのボリューム感を調整し、脇にスラッシュポケットを追加することで、より実⽤的な仕様に。



また、前開き部分のガスフラップのディティールも踏襲しています。
これがあるのとないとでは雰囲気が大きく変わるもの。

袖口のボタンも二段階で調節が可能。
ありがたいです。

しっかりとマチが確保された胸ポケット。
ありがたいです。

素材にはバックサテン⽣地を使⽤。
緯⽷にムラ⽷を採⽤しており、染⾊や加⼯を施すことで⽣まれる独特なアタリ感が魅⼒的なアイテムです。
染⾊にはボタニカルハイブリッド染を採⽤しており、エンジュから抽出した染料を⽤いて⾊味を表現。
軽素材で非常に着用しやすいディテール。
とにかくパターンの美しさは必見です。
ゆったりとしていて、それでいて大きすぎない。
アウターとして見事な仕上がりになっています。


こちらもUS ARMY M-43 HBTのTROUSERSがモチーフのパンツ。
同素材を使用しています。
セットアップで着用するとオールインワンのような雰囲気にも。


⾼めに配置された⼤きめのカーゴポケットや前開き部分のガスフラップのデザインは踏襲しつつ、後ろにはバックポケットを追加。
ウエスト部分にはベルト固定⽤のピンループと⼆重仕様のベルトループを採⽤し、
ベーシックな太さから、細めのベルトまで対応可能です。
ウエスト内側に紐を通しているため、ベルトなしでも着⽤できるデザイン。

ユトリがあり、無理なくシルエットを出してくれるこのデザイン。
バックサテン生地との相性が抜群で、ボタニカルなカラーの光沢が本当に美しいものになっています。
多様な着こなしが出来るアイテムですので、是非。


ファーストシーズンから継続してリリースされている、INNAT定番モデルであるスリーピングシャツ。
オーバーサイズのグランパシャツをイメージしたシルエットが特徴的で、
ウエスト部分に両⽟縁のポケットを配置、シャツ⼀枚でもちょっとした外出に着⽤できる実⽤的なデザインです。

ポケットの中には長い製品タグがつけられており、
あえて出したまま着用してみる、というのもデザインとして面白いです。

素材には、強撚⽷で⾼密度に織り上げられたダンプ素材に近江晒加⼯を施した織物を採⽤。
「近江晒」という、⽊材や植物を燃やした灰を⽤いて⽇光に晒す加⼯を施すことで、⽩く柔らかな肌触りを実現しています。
独特なシワ感、シャリ感、肌離れするドライタッチが特徴的な素材です。
染⾊には、備⻑炭から抽出した染料を⽤いたボタニカルハイブリッド染加⼯を施しています。
このsumikuroカラーが本当にいい味を出してくれています。








大きな反響を既にいただいているこの帽子。
「PEACE BEGINS WITH A SMILE」という平和への願いが込められた名⾔と、
ブランドコンセプトである「LIKE ANN INN」を刺繍で表現したコーデュロイ素材のベースボールキャップ。


温もりを感じるハンドステッチ。
背面はアジャスター付きで、どなたでも幅広く着用可能。


天然の染色技術により、独自の世界観を打ち出しているINNAT。
岡山では初の取り扱いとなりました。
デザイナー夫婦ともお会いして感じましたが、非常に「温かみ」を感じるブランドだなと思います。
美しいパターニングに数々のミリタリーアイテムから着想を得たこのコレクション。
更にこれから展開して行きます。
是非ご期待ください。
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SHINYAKOZUKA ISSUE#7 2025AW New Arrival.
Retikleです。
夏真っ盛りで連日最高気温が更新されるようなそんな日。
SHINYAKOZUKAの新作が続々入荷しています。

月
家
鳥
額縁
自身が描く絵には、上記のモチーフがよく登場します。月と家はISSUE#4の際に、「散歩でよく見る景色」と、納得していたのですが、「鳥」と「額縁」は何故モチーフとしてよく描くのか謎のまま、今の今まで描いてきました。前回のショーの一ヶ月ほど前でしょうか。ふと、こう考えました。額縁というのは飾る絵を積極的に見せたり、絵のテーマを強調するために用いるモノだな、と。その役割は、まさにファッションだなと思いました。
「絵」があなたなら、「額縁」はファッションである、と。
こじつけかもしれませんが、そう考えると素敵だなと思いました。一方で鳥のモチーフを描く理由は、いまだに不明ですが、去年夏前にとあるフリマサイトで、とあるTシャツを買いました。"I wish I could fly(飛べたらいいな)"と書かれ、ペンギンの絵がプリントされていました。単純にかわいいデザインだなと思ったのと同時に、よく言われる「鳥」という自由や軽快さを象徴するモチーフに憧れ、描きながら、自身は「飛べないペンギンなのかもな」と、当てはめていました。この時期によく聴いていた、とある曲の始まりが「ペンギンゲストハウス」という言葉であったり、この上記のTシャツを着ていた時に食事していた友人に「たまたまこの前ペンギン観に行って写真撮ってきた」と写真を見せてもらったり。と、偶然にもペンギンに囲まれているなと思っていました。自身が鳥であるなら、軽やかに力強く目的地に行けたのですが、どこかで飛べないペンギンであることを自覚して、
散歩のようにふらふら歩き
平泳ぎのようにゆらゆら泳ぎ
10年かけて、やっと「目的地への目的地」に辿り着いた気がしています。
まるで、夜行バスで朝方にやっとバスターミナルに着いた感覚です。
ここから、本来の目的地へ歩き出す地点な気がしています。
「目的地への目的地」に辿り着いた感触もあり、ある種前回で第一章が終わった感覚もあって、新鮮さを欲しがり、今回から絵の書き方を少し変えてみました。いつもはiPadで、鉛筆のツールを使っていたのですが、今回は油絵調のツールを使用しました。ツールを変えて思ったことは、鉛筆の時は立体感を出すために、「影」を書き足していたのですが、油絵調の際は、白で「光」を足さないと立体的にならない、ということでした。
「光を加える」 ─ いいな、と思いました。
自分自身にとって「光」とは何だろうなと考えると、「言葉」になりました。絵画や写真展で注釈やタイトルがあることで、その平面作品に奥行きが生まれたり、詩を読むと、真っ暗な情景に言葉で輪郭をくっきりさせていくライトのようであったり、言葉は自身にとっての光だなと思います。こうして文章をだらだら書いているのもそういった理由からかもしれません。立体感を少し出すために、奥行きを少し出すために、輪郭を少しくっきりさせるために、意味が少しあるようで、ないような、ほんの少しの言葉を添えたいなと思います。
「ペンギンな人」は多くいるでしょう。むしろこれをご覧になっている全員が「ペンギンな部分」を持っていると思います。そこに、少しでも「これならもしかしたら飛べるかも」と思ってもらえるような「額縁」と「少しの言葉」を描けたらと願います。
今回のランウェイでは、夢で見たものになります。子供の頃によく見ていたような不気味な夢を続けて見た夜があり、あまりにも不気味なのでもう眠りたくないな、と思っていた翌日に今回のランウェイの夢を見て、とある曲が流れ、コレクションが歩いてきました。その曲をひたすら聴きながら、様々な事を想いました。
朝方のバスターミナルの事 目的地への目的地の事
絵と額縁の事 人とファッションの事
言葉と光の事
ペンギンの事 ニッチの事
見上げた三日月が綺麗であった事
色んな想いが入り混じり、繋がっていきました。そしてリサーチを進め、ペンギンと向き合えば向き合うほど、他人事のように思えなくなっていき、ペンギンに想いを投影し続けた数ヶ月です。いくつかのペンギンも実際に見に行き、ペンギンの中にも色々あることを知りました。
カメラ目線をくれるスター性を持ったペンギン
空を仰いでばかりの一切媚びないペンギン
ひたすら歩くペンギン
海の中を飛ぶペンギン
様々なペンギンに出会えて素敵でした。
「これであなたも飛べますキット」を作りたいわけではありません。
空を仰ぎながら、「もしかしたら飛べるかも」と一瞬でも心が煌めき、
また前に歩いていくという小さなきっかけを感じて欲しいです。
たかが布を通したコミュニケーションですが、
結局物質を通したコミュニケーションですが、
世界観というファジーで不確かで都合の良いものを通したコミュニケーションですが、
「ペンギンたちに届いてほしい」と愚直に信じてやっているのは確かです。
ただ、どうしても飛ぶ事を手伝うのではなく、
そこに想いを馳せ、歩いていくという事が素敵だと、芯から思います。
歩くのもいいですよ。
ペンギンがいい、ペンギン讃歌です。
すなわち、ニッチの肯定です。肯定ペンギンです。
それがバスターミナルに降り立った今、次の目的地になりました。
そのバスターミナルに着いた朝、まだ月が顔を出しているような時間、目が覚めて、
頭はまだぼんやりと、喫茶店にでも入って、モーニングとコーヒーを嗜みながら、
月を見上げ、こう言い合える情景が素敵だと、心から想います。
おはよう
飛べたらいいなぁ
なんてな。
ISSUE#7
'Good morning, I wish I could fly, never mind'


毎期リリースされるDickiesとのコラボレーション。
今回はGIANT SHIRT。
定番のGIANT SHIRTにポケットを両胸に付け、ワークシャツ仕様にアップデート。

巨人が着れるようなサイズ感のイメージで製作したスーパーオーバーサイズのボタンダウンシャツ。
肘のあたりに肩線が来るくらいのドロップショルダーと、
二人分くらいの身幅をとった大胆なシルエットが特徴です。
生地はDickies定番のT/Cツイルで、洗濯前の硬さが残った状態だとよりシルエットが強調されます。




こちらもディッキーズとのコラボレーション。
後ろ身頃に大胆な裾幅を出し、まるでスカートのような広がりにしたフレアパンツ。
ウォッシュ前の硬さが残ったこのシルエットは非常に特徴的。
今季も非常にご好評いただいています。




SHINYAKOZUKA定番のバギーのスラックスバージョン。
このシルエットが本当に美しいものに仕上がっています。

生地は温かみのあるループヤーンをチェック地に使用したウールツイル。
独特のハリ感と落ち具合が非常にエレガンスです。
特に最近はストライプやチェックのトラウザーズが個人的に気分として上がっているので、
特にお勧めしたい一着になっています。


Ordinary Lifeラインの不朽の名作。
深い2タックで全体のワイドシルエットの輪郭を構築しながら、腰回りのシルエットと裾にかけて広がるシルエットが特徴のバギーパンツ。
生地はタオルのようにパイル状に編むことで空気を含み、快適な着心地の裏毛を実現。
この生地の落ち方が見事です。

ヒップ部分の張りがなく自然な美しい広がりが出るシルエットで、
ワイドパンツでもコーデを選ばず様々なアイテムとの相性を高めてくれます。


非常に汎用性の高さを誇るこのジップアップパーカー。
HOME BAGGYと同じ度詰めの裏毛を使用。

袖口と裾に3本ゴムを強めに入れているので可変的なシルエットが楽しめます。

HOME BAGGYとの相性は抜群。
ファスナーを全て閉めても、上側だけ止めても。
ウエスト位置をどこにするかで印象が変わりますので、
ハイウエスト、ローライズ、ワイドパンツ、スキニーとどんなボトムスにも対応可能。
万能な事この上なし。




今季より新しくリリースされたバギーシリーズの新型。
通常のBAGGYをよりスリムにした新型バギーパンツ。


温かみのある太畝のコーデュロイは真っ直ぐ落ちていくこのシルエットに相性抜群。
新しいシンヤコヅカの魅力が展開された一着です。




他にも様々なアイテムが入荷しています。
そしてこれからも新しいアイテムが続々と。
特に今季のSHINYAKOZUKAはRetikleも非常に推しており、多くのアイテムをセレクトしております。
ぜひ今シーズン、注目していただけたらと思います。
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SHINYAKOZUKA ISSUE#6 New Arrival.
Retikleです。
長い冬が終わり暖かくなってきたこの頃。
今回はSHINYAKOZUKAの新作のご紹介です。
今季ISSUE#6は独自の世界観を更に高めたものに。

家電を買い換えようか考える時間
寿司職人が一人前になるまでにかかる時間
夏季と冬季で5回スポーツの祭典が開催される時間
生まれたての子供がぼんやり将来の放物線を思い描いたりする時間
全く飲めなかったのに気がついたら毎晩飲むようになっていた時間
ブランドを設立して10年を迎えます。
月並みではありますが、
左を見たり、右を見たり
上を向いたり、下を向いたり
後ろを向いたり、前を向いたり
様々なことがありました。
よく、「歳を取ったら人は変わらない」とか「昔と比べて、変わったね」等、常套句として言われたりしますが、僕は「人は生まれた時から何も変わらない」と思っています。
変わるのは、その人の「背景」だけであって、その背景や環境に、偶然なのか、はたまた必然なのか、その人の得意なことやパーソナリティがフィットした時に、単純にその人が美しく彩られ、「変わった」と錯覚させるのだと思っています。
ですので、「変わる」・「変える」のは、その人の背景だと思っています。
上記のような事もあって、誰かの素敵な背景になれればと思い、自身の作るものを「情景」と表しているのだと思います。
去年末に実家に帰った際に、自室にある学生時代のペーパーワークを見返していました。
入学当初は、にっちもさっちもいかず、ただただデザインのプレゼンの時間が迫っていて、何故か「もうええわ」と開き直って、いわゆるデザイン画ではなく、現在描いているような絵を描いて持っていきました。そしたら、その絵を「凄く良いから、これ作りましょう」と言ってもらえました。それ以降、少しずつ自信を持ち、「小さなきっかけ」を掴んだ気がしていました。
そこから、時間を見つけては絵を描き溜めていき、その絵たちを地元の親友に見せたところ、「絵本描きなよ」と言われました。
そして、1週間ほど自室にこもり「いろをわすれたまち」という絵本を描きました。
製本もして、家族や限られた友人、地元の児童会館に配りました。
20代前半の時に描いた絵本なのですが、読み返していると、描くモチーフや、言っている事、言葉のテンポが全く「変わっていない」のです。
変わってなさすぎて笑ってしまうくらいです。数人に当時の絵本を見せても「ただの小塚さんですね」と太鼓判です。
この10年のブランド運営で、うまくいっていない時に「変わらなければならない」とバイアスまみれで過ごした年月がありました。しかし、変わるのは背景という考えになってからは、「正解ではないかもしれないけれども、間違いでも絶対にない」という確かな感触を感じながら過ごせています。
今回は、僕の色んな一歩目が詰まった当時描いた絵本を、当時とは背景が違う「現在」の僕が解釈し直し描き直した、リマスター版の絵本が主題になります。
描き直した理由は、
当時の想いを見て欲しい、ではなく
現在のアティチュード(姿勢)を見て欲しい、からです。
これまでの集大成、ではなく
これからの一歩目、にしたいからです。
ISSUE#6は、自身が得てきた色んな小さなきっかけ・一歩目、’イニシャル’を起点としたものになったので、’Initial’という言葉をタイトルに入れようかと思っていたのですが、なんとなく浅はかな気がしていました。
自身が描いた絵と話とファッション、これらが何を言いたがっているのかということにもっと耳を傾けようと、何度も読み返し、ずっと眺めていました。
そこで出た結論は、’描き切る’ということでした。
物理的な絵を描き切るのではなく、もっと違うものを描き切る。
ただ、それが何なのか、言葉にはまだ言い表せません。
そんなことを考えていると、20代前半の時に描いた絵本を作った当時の自身の文章が出てきました。
そこに、こう記していました。
‘人生観でもデザイン観でもない、
自分でもどう言えば良いか分からない〇〇観を
僕の左手にたくしてみようかなと思った。’
まさに同じ想いでした。
これだけ、「変わらない、変わらない」と言っていましたが、
ここまで変わらないかと笑ってしまいました。
難しい事をうだうだ考えた挙句、
結局そこにあったのは非常にシンプルでした。
分かっているつもりでもピントが合うまでは時間が必要ですね。
こういった想いを端的に表すために、
タイトルは’picturesque or die’となりました。
ブランドを設立して20年目への一歩目を迎えます。
月並みではありますが、
承認欲求が強かったです
嫌になってデザイナー辞めたいと思っていた期間が5年くらいはありました
「自身にしかできない事を」と、誰でも思うような事考えていました
マルチタスクが苦手です
猫背です
そのくせ犬顔です
散歩が好きです
冬が好きです
月が好きです
人が好きです
ビールが好きです
ビールでも片手に、コレクションも絵本も観てください
良い肴くらいにはなります
デザイナーを勧めてくれた恩師達に感謝します
この業界で迷っている時に、常にそばに居てくれた友人達に感謝します
青はイヴクラインでもファッション的に使用するでもなく、友達の色です
この道に進むきっかけを与えてくれ、
絵本を描くことを勧めてくれた親友達に感謝します
上京前夜に近所迷惑も考えずに、一緒に演奏した一曲が忘れられません
色んな一歩目を与えていただきました
色んな情景を描いていきたいです
何も変わらなかったです
この先も変わらないでしょう
それは、アティチュード(姿勢)です。
ISSUE #6
‘picturesque or die’
参考資料
・小塚信哉
‘いろをわすれたまち’


フリーハンドで描かれた猫。
イヴ・クラインのような青。
美しく繊細な生地。
シンヤコヅカの世界が色濃く表現された一着。


高密度のコットンポリヤーンで表現された生地。
透け感もありシアー素材に近いものになっており、
「真夏のアウター」として最高のものに。

ゆったりとしたシルエットで落ち感があり着心地も抜群。


SHINYAKOZUKAでも評判の高いバギーシリーズのひとつ。
定番のバギーをダブルステッチ仕様にしたパンツ。
手紙やメールでのカジュアルな文頭の挨拶のHiをつけてカジュアルな品名に。
また、従来のBAGGYより股下を長くしています。

生地は軽やかなタイプライターコットン。
品がありつつもカジュアル。
バランス感が非常に良いです。





SHINYAKOZUKA定番のバギーシリーズの新作。
深いサイドタックが生む膨らみが特徴的。
動きがある丸みを帯びた美しいシルエット。


生地はストレッチの非常に利いたダブルクロス。
柔らかい感触にドライタッチ、ハリコシのある上品な表情が生まれています。
伸縮性も強くストレスがなく、春夏に適した生地。
非常にワイドなパターンから靡かれる生地をお楽しみください。


SHINYAKOZUKA×土屋鞄
「TSUCHIYA KABAN」(土屋鞄)とのコラボレーションバッグ。
シーリングスタンプ型のマグネット式留め具を用いて、招待状をイメージした形状。


デザイナーのハンドドローイングで表現したトワルドジュイ柄をシルクスクリーンでプリント。
バッグ完成時に絵柄がひと続きになるようにしているため、組み上げにも裁断にも高い精度が求められます。

ショルダーベルトにはブランドのシグネチャーであるロックステッチと「穴の段階」の文字をプラス。

背面のクッションや本体と背中をまとめるバインダーは、
土屋鞄が得意とするランドセルと同仕様となっています。


ショルダーでも、首にぶら下げても。
オールホワイトの中に挿しても非常にいい雰囲気になります。

素材はキメ細やかで靭やかな表情が特徴のイタリア製スムースソフトタッチレザー。
発色が良く鮮やかな色とツヤが美しい革です。
まさに贅沢なバッグ。

今回も素晴らしいアイテムばかり。
更なるデザインの高みへ登ったシンヤコヅカをお楽しみください。
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【MIKAGE SHIN】 24AW POP-UP STORE. 2024.11.25 - 12.8
Retikleです。
6周年を迎え、様々な新たな試みを始めていこうと思います。
その一つとして、店舗にて初のブランドポップアップストアを開催。
そのブランドとは、MIKAGE SHIN(ミカゲ シン)。

【MIKAGE SHIN x Retikle POP-UP STORE】
会期:2024年11月25日(月)〜12月8日(日)
住所:岡山県岡山市北区駅前町2-2-22
営業時間:13:00〜20:00
岡山県にてポップアップストアを開催するのは今回が初。
25SSコレクションよりMIKAGE SHINの取り扱いが決定し、それに先駆けた限定ストアをこの度開催する運びとなりました。
テーラード、デニムを中心に、秋冬に活躍するアウター、シューズ&バッグなどのアクセサリーを販売予定です。
さらに、11/30、12/1にはデザイナーの進 美影様の在廊も予定しております。
実際にデザイナー自身とお話をしながら、アイテムをご覧いただけます。
MIKAGE SHIN (ミカゲ シン)
デザイナーの進美影によって、2019年10月にNYで設立されたジェンダーレスブランド。
「個人の知性と強さを引き出す」をコンセプトに、哲学的なテーマと構築的なパターンワークを用いながら、ファッションデザインを通じた自己尊厳の本質の醇化とその闡明を追究する。
2020年9月より拠点を日本に移転。
2022年8月に開催されたRakuten Fashion Week Tokyoには、特別支援協賛枠で公式参加。
2022年11月に日本メンズファッション協会よりベストデビュタント賞を受賞。
ブランドサイト:https://mikageshin.com/
公式インスタグラム:@mikageshin_official
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